じぶん更新日記

1997年5月6日開設
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2013年度版岡山大学構内の紅葉(7)半田山にイエローバンド出現

 半田山中腹の周回道路沿いに育つ落葉広葉樹が黄葉し、イエローバンド(黄葉のおび)が見えるようになった。過去の記録は以下の通り。2012年については不明。
※注目のアイソン彗星は、11月21日と22日早朝は雲が出ていて観測不能。11月23日早朝はよく晴れ、水星の下には土星も見えていたが、野鳥観察用望遠鏡で水星の右側あたりを念入りに探索してもそれらしき光のモヤモヤは確認できなかった。期待されたほどには増光していないようだ。




2013年11月22日(金)

【思ったこと】
131122(金)私の心が聞こえる?(1)私がハマった3作目のドラマになりそう

 地元のテレビせとうちで先月から「冬ソナ・新編集版」の再放送があり、第2話以降をずっと録画・ダビングしていた。その続編として放送されたのが、このドラマであった。私は、原則として、朝ドラ、大河ドラマ、その他民放のドラマ等は視ないことに決めているのだが、「毎週録画予約」設定で冬ソナ最終回の翌日が機械的に録画されていた第一話がとても面白く、その後、夕食時に、録画再生で欠かさず視るようになってしまった。このままでいくと、私の人生では、冬ソナ純と愛に続いて、ハマったドラマ第三作目になりそうな気配である。【以下、「ワタココ」と略す】

 韓流ではありがちなことだが、このドラマには「冬ソナ」との共通点がたくさんあった。
  • 出会い場面と、何年も後になってからの再会
  • 主人公の男女2人と、もう1人の男性との3者関係
  • 親子関係の謎
  • 事故による記憶喪失
  • 障がい(冬ソナの場合はあくまで最終回部分だけだが視覚障がい、ワタココの場合は主人公の聴覚障がいとポン・ヨンギュの知的障がい)
  • 御曹子
  • 子どもの時から秀才
  • ピアノ
 もっとも、設定が似ているからというだけでマンネリになるわけではない。特に大きく異なっているのは、
  • 「冬ソナ」は高校生時代の初恋が成就するという物語であったが、「ワタココ」はもっと幼い9歳頃の出会い。
  • 「冬ソナ」はかなり後になってから、正体や真実の親子関係、きょうだい関係が明らかになるが、「ワタココ」は、全30回のうちの1/3あたりまでのところで、すでに登場人物の大部分は、相手の正体を知ってしまっている。直近の第12話までのところで、誰の正体を知っているのかを「○:知っている」、「×:知らない」で表すと
    • ウリ:○ドンジュ、×ジュナ
    • ドンジュ:○ウリ(但し、幼年時の記憶はほぼゼロ)、○(ジュナ)
    • ジュナ(ポン・マル):○ウリ、○ドンジュ
    • ファン・スングム【マルの祖母、ウリの義祖母】】:×ドンジュ(あまり接点がない)、○ジュナ(認知症だと断定されるのが怖くて知らないふりをしている)
    • ポン・ヨンギュ【ウリの継父】:○ドンジュ(但し、幼年時代は接点がない)、×ジュナ(直接会えばすぐにマルだと気づくはず)
    • シネ【マルの実母】:○ウリ、×ジュナ
    • チェ・ジンチョル【ドンジュの継父、マルの実父】:○ドンジュ、×ジュナ(感づき始めている?)
といった感じ。ということなので、冬ソナのような、相手の正体が判明することによる大きな盛り上がりはあまり期待できそうにもない(残るは、ウリやポン・ヨンギュが「ジュナはマルと同一人物」だということを知るシーンくらいか)。その分、冬ソナのユジンとチュンサンのような初恋の成就ではなく、日々の衝突や協力の中で恋愛関係が気づかれていくプロセスが描かれていくような気がする。

 あと予告編では「聴覚障害者でありながら聞こえるふりをして生きる男チャ・ドンジュと知的障がいのお父さんに合わせるため知的障がいのふりをしている女ポン・ウリが伝える心温かい愛の物語りを描いたドラマ」などと紹介されていたが、これまでのところ、ポン・ウリが知的障がいのふりをしているシーンは一度も出てこない。

 ストーリーの最初のほうに戻るが、第1話やその後の数回でハマってしまったのは、何と言っても、幼年時代の子役、キム・セロン、カン・チャニ、ソ・ヨンジュ、それと、ファン・スングム役のユン・ヨジュンや、知的障がいという設定のチョン・ボソクのそれぞれの名演技が光っていたためである。また、幼年時代のロケ地の風景もよかったし、植物園の話が出てくるのも私の趣味にあっている。韓国に旅行することがあれば、冬ソナロケ地とともに、ぜひとも、この植物園を訪れてみたいものである。

 このドラマは二カ国語放送・字幕付きとなっており、私は韓国語+字幕で視聴している。「冬ソナ」の時もそうだが、日本語吹き替えだとそうしてもウソっぽく聞こえてしまう。英語の映画もそうだが、やはり、外国の作品はその国の言葉で聴いたほうがリアルだ。老化により物覚えの悪くなったこの私も、このドラマのおかげで「ケミトン!」という言葉を覚えた。

 冬ソナの場合もそうだが、このドラマも民放の都合上、かなりのカットシーンがあるものと推測される。いずれ、ノーカット版を入手したいと思っている。