Copyright(C)長谷川芳典 |
12月30日の岡山は、季節風が吹き荒れ、最大瞬間風速29.3メートルを記録したが、夕刻にはいったんよく晴れて、西の空に木星と土星が輝いていた。大接近時よりはだいぶ離れてきたが、低倍率の望遠鏡ではまだまだ同じ視野内に収まって見えていた。 今回のような大接近は1623年7月17日以来397年ぶり、次回に同程度に近づくのは60年後の2080年になるということなので、わたしにとっては、太陽系における地球と木星と土星の位置関係を実感できる生涯一度の大イベントであった。 毎年、12月の終わりに、その年でいちばん印象に残った写真1枚を再掲することにしているが【但し2019年12月31日はノートパソコンの故障で再掲できず】、今年は、写真としては地味ながら、木星と土星の大接近を肉眼と望遠鏡で眺められたということが一番目にやきついた光景となった。 |
【小さな話題】毎月の話題から2020年を振り返る(後半) 昨日に続いて、このWeb日記の毎月の記事の中から1つずつを取り上げて1年を振り返る企画。本日は7月から12月。
ということで、2020年もあとわずかとなったが、日常生活面では、大晦日も元日も、平日と変わらない規則正しい生活を続ける予定。 |