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旭川沿いのウォーキング中に撮った写真をチェックしていたところ、川面に矢印のような模様が写っていることに気づいた。拡大したところ、川の中に刺さっている棒と、その水面での反射、平らな石の影が絶妙の組合せで矢印を構成していることが分かった。 |
【連載】「あつまれ!数ぽよ。」(2)素数ハンティング 昨日に続いて、 ●レギュラー番組への道『あつまれ!数ぽよ。』 という番組の備忘録と感想。 第1回目後半では、渋谷の街角の看板などに表示されている様々な数の中から素数を探すという「素数ハンティング」が行われた。 素数は一見不規則に現れるように思われるが、(十進数の場合)以下のような特徴がある。
放送内容は以上であったが、わずか15分の中で、素数にまつわる興味深い話題がコンパクトに紹介されていた。 上記の中で「各桁の数字を足し合わせて3の倍数であれば、その数は3の倍数となる。」という判定法は、各桁の10nを「10n-1+1」と分けて、「10n-1」が必ず9の倍数(すなわち3の倍数)になることから、残りの部分の和によって3の倍数であるかどうかが判定できることで証明できる。例えば上記の549の場合は、 549=5×100+4×10+9=(5×99+4×9)+(5+4+9)=9(5×9+4)+(5+4+9) となるので3の倍数(9の倍数でもある)ことが分かる。 素数の最大記録は、現在のところ、282589933-1のままであるようだ。ウィキペディアによるとこの素数は2018年にGIMPSにより発見されたというが、その後4年余り、記録の更新は無さそうに見える。 幸運数は、ウィキペディアでは、「幸運数(こううんすう、英: lucky number)とは、エラトステネスの篩に似た方法で選ばれる自然数である。」と定義されており、上述の41は含まれていない。「オイラーの幸運数」ついては、 ●多項式:n2+n+aが 0 ≦ n ≦ a-2 を満たす n に対して、全て素数となるような a はオイラーの幸運数と呼ばれ、a = 2, 3, 5, 11, 17, 41 しか存在しない。これは、虚二次体 Q(√[1 - 4a]) の類数が 1 であることと関係している。 と定義されており、別物であるようだ。 素数についてはこのWeb日記でも何度も取り上げている。最近の日記から抜粋すると、
次回に続く。 |