じぶん更新日記・隠居の日々
1997年5月6日開設
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 半田山植物園の古墳の頂上付近で見かけたヒオドシチョウ。3月30日には少なくとも5匹(頭)が2匹ずつじゃれ合うように飛んでいた【撮影した個体ははぐれていた1匹】。ヒオドシチョウの主な目撃記録は以下の通り。

2023年4月1日(土)



【小さな話題】2023年3月の「じぶん更新」を点検する

 月単位で「じぶん更新」状況を点検する、という今年からの新企画。なお2023年1月の点検は2月1日の日記、2023年2月の点検は3月1日の日記にあり。それにしても、早くも1年の1/4が過ぎてしまったというのは驚きだ。こんなに速く時間が流れてしまうようだと、寝たきり要介護状態に陥るのもそう遠くはない。身辺整理&断捨離にもっと時間をかける必要がありそうだ。

 さて、まず、日々の生活の持続の指標の1つであるウォーキングの歩数は、総歩数252015歩、1日あたり平均で8130歩となり、目安としている1日平均7000歩以上を維持できた。
 ウォーキングのコースとしては、半田山植物園が27回(夜桜見物で1日に2回訪れた回数を含む)、岡山市の外に出かけたことは一度も無かった。初めて見学した場所としては水道記念館があった。このほか、2022年9月に訪れたモロッコのアルバム(リンク集)がようやく完成した。

 新たに経験したこと、新たに知ったこと、といった意味での「じぶん更新」は以下の通り。
  1. Bing初体験
     対話型AIとしてこれまでのChatGPTに加えて、Bingも使ってみた。ChatGPTに比べると検索の範囲が広く、出典も明記されているので、何かの調べ事をするには便利。このほか、20年後の鉄郎とメーテルや、ドラえもん最終回を創作してもらったりした。もっとも、日本の行動分析学の発展に貢献した5人とか、大相撲の次の場所で優勝する可能性の高い力士予想については、検索段階でかなりのミスがあるように感じた。対話型AIについては、「対話式AI」 開発中断求め署名活動開始というニュースも伝えられているが、一部の国だけで停止すれば、競合国を利するだけになってしまうだろう。とはいえ、対話型AIが整備されれば、いろいろな職種で失業者が出る可能性がある。このあたりについては、このWeb日記でも考察していきたいと思う。


  2. 20数年後、ついに判明した曲名
     わたしにとっては「人生の未解決問題」の1つが解決できたと言ってよいほどの出来事であった。もっとも判明した曲名は、ドラキュラに似た人物が登場する香港映画の主題歌『似夢迷離』という全く想定外の結果となった。この曲の歌詞無しmidi版は私のお気に入りであり、私が臨終間際となった時にはぜひ流してもらいたい3曲の1つに挙げていたところであるが(残り2曲はファイナルファンタジーの中の「 ティナのテーマ」と「アリア」)、死ぬ直前にドラキュラの主題歌を流してもらうと何だか誤解されそうな気がする。


  3. 食生活を更新する
     たまたま視たYouTubeの解説動画がきっかけで連載化した。3月29日の日記でも述べたように、「じぶん更新」という点では「食生活の更新」も「雑学的知識の更新」も本質的には変わらないが、前者は私自身の健康寿命の延伸に直接関係しているという点では優先順位の高いテーマではある。私の場合、アルコールは一切飲まないし、特別に好物があるわけでもないので、これが体に良いとか体に悪いとか言われれば、柔軟に修正することが可能。見方を変えれば、食べ物で感動することが全く無いという不幸な人間であるかもしれないが。



 ということで、3月は実りの多い月となった。

 現職時代は4月1日と言えば年度の変わり目であり、多忙かつ「気分の更新」が求められる日であったが、隠居生活が6年目に入るなか、4月1日はもはや3月31日の翌日であるというだけで前日と何も変わらない日であるというのが、有難くもあり寂しくもある。もっとも4月1日からはいろいろな製品が一斉に値上げになると聞いている。我が家ではとりあえず値上げ前ギリギリで自家用車のタイヤを交換した。駆け込み購入が多い分、4月の引き落としに充当するために退職金の取り崩しが必要になりそう。